6月11日は、銀行ができた日です!
1873年6月11日に、日本で初めての銀行が創設されました。
これは、その前年の11月に公布された、国立銀行条例によるものです。
最初に作られたのは、東京に「第一国立銀行」、横浜に「第二国立銀行」、新潟に「第四国立銀行」、大阪に「第五国立銀行」の4行でした。(第三が無かったのは、設立に際して株主の意見がまとまらず、創業に至らなかったそうです。)
このうち、現在でもそのまま残っているのは、新潟の「第四国立銀行」(現在の、第四銀行)だけで、その他は、他の銀行と統合や合併などをして、名称が変わっています。
ちなみに、この「国立」と言う文言は、アメリカの「National Bank」を参考にしたことから来ていますが、アメリカと同様に、国営の銀行ではありません。
これらの銀行は、株主による出資を元にして開業していますので、日本初の銀行は、日本初の株式会社でもあると言えるのです。

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