クチ・ベンディントンネル

クチは、ホーチミンから北西方向に、車で1時間半ほどの町。
一面の田んぼの中を走っていると、道端に水牛がいたり、ライスペーパー(いろんなものを巻いて食べる)を干す民家があったり、のどかな風景が続く。
もうしばらく行くとカンボジアとの国境になる。

入場料:34500ドン(約280円)


南ベトナム民族解放戦線の地下トンネルを見る。
入口近くの建物で、ビデオを見ながら説明をしてもらう。
欧米人が多いが、日本人も、台湾からの観光客もいる。
戦争当時トンネルは総延長250キロも有ったと言うが、その一部を補強して、開放している。
地下密室への入り口は、極端に狭い。
ガイドさんが実演してくれるが、体の大きい人は入れない。
いたるところに落とし穴が仕掛けられている。 実際のトンネルの入り口。
ここは観光用にはできてないので、入れない。
壕の中にある落とし穴(多分)。 ここでは、色々な種類の落とし穴を説明してくれます。
これは、回転式。
出ようとしても、釘のようなものが刺さって出られません。
分かりにくいですが、これも下向きのとげが沢山あります。
とげの部分を取り出して有りますので、良く分かると思います。 いよいよ、トンネルの入り口です。
観光用に(大きな欧米人でも入れるように)広げられているそうです。
それでも、こんなに狭い・・・って、どのくらいか分からない? 前のおじさんのお尻を見れば、分かるかしら?
さらに、下に続きます。 行き止まりのようですが、さらに下に続いています。
作戦室です。
現在は、半地下のようになっていますが、当時は、地下にありました。
食堂です。(ここも、当時は地下室です。)
ここで、当時食べていたと言うイモ(キャッサバ=タピオカの原料)を試食できます。
厨房から出る煙は、なが〜いトンネルを通って、このように草でカモフラージュして排出されます。 病院ですが、当時も医療器具や薬などは、ほとんど無かったそうです。
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