バンコクちょっとイイ話

@ 快感!!(トラディショナル・マッサージ)

たいていのホテルでは、マッサージのサービスを頼むことができますが、料金が高い(とは言っても、日本よりは安いですが・・・)ので、おすすめしたいのは、「ワットポー」というお寺の中のマッサージ場です。
このお寺は、その昔、タイで初めての本格的な学問所であったそうで、今ではタイ式医学の流れを汲むマッサージ学校が残っています。


ここでは、30分120バーツ(400円ぐらい)と言う、格安で、タイ式マッサージを受けられます。(お寺の入場料が、別に20バーツ必要です)
値段は安くても、マッサージ学校で、ちゃんと技術を習得した人がやるので、安心です。
暑い中、歩き回ったあとのマッサージは、身体のすみずみまで揉みほぐしてくれ、リラックスできます。
日本人も多いですが、外国人(タイでは日本人も外人ですが・・・)が多いのが目に付きます。
やはり、経済観念が優れていると言うことでしょうか?

A トゥク・トゥクに乗ろう!!

街を歩いていると、観光客には、やたらあいそ良く声をかけてくるし、手を上げればすぐに止まってくれるが、乗るには、タクシーのようなメーターがないので、行き先を言って料金の交渉をしなければなりません。
例によって、英語が通じない場合が多いので、交渉には苦労をしますが、言い値の半分ぐらいを目標に交渉してみましょう!


ある日、2時間半ほどチャーターして、40バーツ(140円ぐらい)でした。
地図に、行きたいところをマークして、それぞれのところに行ってもらい、お寺をみたり、買い物をしたりしました。
ただ、当然のことですが、エアコンが無くってやたら暑いし、騒音もすごく、渋滞の中、排気ガスもたっぷり吸わせてもらいました。
でも、現在の日本では、もう体験できなくなってしまった、一種のノスタルジーを感じることができました。
実は、今回のチャーターは、街でハントした(ダンナには内緒!)タマサット大学の学生さんに、交渉してもらいました。
そうでもしないと、なかなか言葉が通じないので、うまくいきません。

B ぞうさんに乗ってみる?

少し前までは、農耕のための重要な労力であった“ぞうさん”ですが、今では、タイでも機械化が進み、リストラに遭ってしまう“ぞうさん”が、続出しています。
インドあたりでは、“野良犬”ならぬ“野良ぞうさん”もいるそうですが、“ぞうさん”は、神聖な動物なので、大事にされているそうです。
そんな、“リストラぞうさん”の第二の職場は、観光客を乗せて歩く、“遊覧ぞうさん”です。
広場を一回りして、200バーツは、あちらの物価を考えたら、ちょっと高いのですが、こちらでは、味わえない体験をすることができます。
そんな、“遊覧ぞうさん”の乗り場に、ちっちゃな(と、言っても私よりは、そうとうでか〜い!!)子がお昼寝をしてました。
かわいいので、なでてみると、硬い毛が生えていてザラザラの感じでした。
つついても、“なんだよぉ〜”って言う感じで、また寝ちゃいました!!

Cちょっと一休み

ウェスティン・バニアントゥリー・スパ

場所は、ウェスティン・バニアントゥリーというホテルの最上階。
歩き回って、ちょっと疲れたあと、このホテルの53階にある、ジャグジーにつかりながら、外を眺めてみる。
オープンエアーなので、風は気持ちいいし、冷たいお茶のサービスもしてくれる・・・
気分は最高!!
高いところから見るバンコクは、大都会なのだと、つくづく思ってしまう。
窓のあるサウナも、いい気分!
昼も、夜も、それなりに楽しい。
宿泊者はいつでもフリー!!

このホテルでの、アロマセラピーやマッサージを受けられる、ウェスティン・バニアントゥリー・スパのパックも売っていて、他のホテルに宿泊していても、行くことが出来るが、料金はちょっと高め。

DAMUSING THAILAND YEAR

今、タイは、人気の旅行スポットだそうです。
’98
’99は、Amusing thailand yearというキャンペーン中で、国王の70歳(一説には72歳)の、お祝いの年だそうです。
空港に、降り立ったとたんに、このロゴが、いっぱい!
観光客の行かない、お寺で出会った、観光局の人も、今年来て、ラッキーだといってました。
いろんな催しがいっぱいだから、楽しんでいって下さいとのこと。
伝統舞踊や、キックボクシングも、広場で見られるとのことでしたが、今回は時間が無くてパス。ちょっと残念!

Eシャートーシュとの出会い

とある高級ホテルの中に、cashmereというお店があったので、なんとなく入ってみた。
名前の通り、カシミア製品の店なのだが、ふと、もしかしてと思って、マネージャーらしき男性に聞いてみた。
「シャートーシュは、置いてますか?」
その男性は、小さな声で、「マダムこちらへどーぞ」と、別室へ案内してくれた。
大切そうに、引き出しの中から出して、みせてくれたのは、憧れのシャートーシュ。
どれもストールで、色合い、手触りは最高!!
値段も最高!!
1枚買うことよりも、もう1回の旅行を選んでしまった私です。
でもいつかはきっと、、、、、、、、、

シャートーシュは、カシミアの最高級品で、標高4000m以上に生息する、カシミア山羊からしか採取できない、繊維の織物のこと。
90cmx180cmぐらいのストールが、指輪の中を、スーっと通るしなやかさ。
“ふー”と、ため息を残して、お店とマネージャーにサヨナラ、、、、。

F親切なタクシードライバー

ホテルのそばから、タクシーに乗って、ワットアルンという、お寺まで行ってくれるように頼んだが、英語はダメそうなおじさんドライバー。
でも、走り始めたんだから、行き先はわかったらしい。
途中から、ちょっと方向が違うような気もしていたが、ついたところが、わけの分からない所!!
慌てて、「ここじゃなくて、行きたいのは、ワットアルンよ!」と言ってみるがダメ・・・!
地図を広げて、指で指してみてもダメ。
そのおじさんは、メモ用紙に、二本の線と三日月をかいて、2バーツと言っている・・・どうしよう?

しばらくして、分かった。
二本線は、川。
三日月は、船。
そこは、船着き場近くの路上。
おじさんの指差す方向には、船着き場があるらしい・・・。
そうだ、チャオプラヤ川には、橋があまりなく、現地の人は、船が安くて便利なのだと思い出した。
料金を払って、おじさんの指差した方向へ歩いて1分、確かに対岸に、ワットアルンが見えている。
そこから、2バーツ(7円)払って、船に乗った。
橋を渡って、大廻りすれば、料金も沢山もらえたのに・・・なんていいおじさん!!

ありがと!!

G私の読んだ本

昔々、たしか「熱い絹」という本を読んだことがある。
ジム トンプソンが、カメロン ハイランドで、行方不明になったことを書いたものだった。
その時から、いつかジム トンプソンのシルクを見たいと思っていた。

タイを意識して読んだ訳ではないが、気に入っている本の紹介です。

「アジアの路上で溜息ひとつ」   前川建二
「食は東南アジアにあり」         星野龍夫、森枝卓士
「東南アジアの屋台がうまい」   長崎快宏
「ホテルバンコクにようこそ」     下川裕治
「アジア 亜細亜」                    日比野宏
「タマリンドウのうた」               池澤夏樹
「アジア極楽旅行」                  下川裕治

今年は私にとっても、AMUSING THAILAND YEARだった。
またいつか、他の旅について、書きたいと思います。
アクセスしてくれて、ありがとうございました。
おしまい。

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