夜中に動物たちは何をしているかな?

(夜行性動物探し)

 夕方から珍しい動物たちに会いに行ってみました。双眼鏡と、長靴、懐中電灯、ポンチョ、何だか危ない集団みたいな格好です。

 現地の方々もあまり見たことの無いということで、出会えたらラッキー!   川と沼地で夕方から食べ物を探しに来るという場所で、じ〜っと待ちます。
 やってきました 大きなくちばし 茶色のかたまりがスーっと目の前です。
 写真は取れません。音に敏感なんだそうです。
 カモノハシはまだ生態もよくわかっていない、タマゴで子供を産む水棲の哺乳類です。
 足ヒレと長い尾を持っています。
 あっという間の出来事でした。
 その後は遠くでたまに水面近くにやって来るのを、双眼鏡で見ただけです。  


カモノハシ

 真っ暗闇の中、バナナを持って木の近くで待ちます。
 目がさめたばかりで お腹がすいているから、バナナの匂いに誘われてやって来るんだそうです。  しっかり持っていないと、持っていかれてしまいます。
 やって来ました。木の上に棲んでいる、ネズミみたいな顔の動物です。
 背中に子供を乗せているお母さんもいました。
 バナナを手で抑えて食べている間に、懐中電灯で照らすと、チョットなれて フラッシュ撮影もできます。
 餌付け成功です。
 そこではバンディークにも会えました。どちらも小型の有袋類です。  


ポッサム

 草原の岩場で糞を頼りに探します。
 今度はパンが餌です。
 どこからとも無くいっぱいやって来ました。
 始めはすぐ逃げてしまいますが、だんだん慣れて、パンを食べている間に握手しても  だいじょうぶです。
 猫ぐらいの大きさの種類です。
 お腹に子供を連れたお母さんもいます。
 カンガルーは大きさでカンガルー ワラビー ワラルーの3種類に分類しているそうです。


ネックワラルー
(小型のカンガルー)

 夕食は焚き火で自分の肉や野菜を焼いて食べるバーベキュー。
 名物ビリーティーもあります。沸騰したお湯の中に紅茶の葉を入れて、葉が沈んだところをカップですくって飲みます。

 南十字星など沢山の星を眺めたり、赤外線暗視カメラを貸してくれたり、 動物の生態にとても詳しい日本人の女性が、一人で案内や説明をしてくれました。

 これはガイドブックやインターネットでは紹介されていない、現地のマイナーツアーです。 
 250キロ走り回って楽しみ、夜中に帰ってきました。
 個人的にはご紹介しますが、あまり皆で行くと、良くないかも。